屋根補修・・・きっかけは「点検商法」 [情報・他]
<2007.09.22>
「○○さんで屋根の補修工事をしている者です
上から見ると、お宅の棟瓦にスキマがあるので、
余った材料で無料でコーキングします」
ネットで調べたら「ちゃんとしてそうな会社」だったので、
大型台風がくる前日ということもありお願いしたところ
・・・やっぱり営業でした。
「棟瓦の下のシックイがはがれて土が出てます。
このままでは雨漏りしますよ、デジカメで写真を撮って
お見せします」自分で確認しますと長い梯子を上がると、
目の前の場所だけシックイが全部なく、土が掘り出され
たようになってました。補修工事はなんとか断りました。
*「点検商法」で瓦を割られたりする場合もあるとのこと
右:棟瓦がずれて、完全に雨が入る状態
築25年・棟瓦のずれ・シックイの劣化もあり
補修することにし、建築時の瓦屋さんにお願いしました
[作業]
①銅線をほどき棟瓦(雁振瓦がんぶりがわら)をはずす
②シックイを塗り、棟瓦を戻し銅線で固定
③シリコンシーラントを塗る
1人で作業・1日で完成!「20年は大丈夫」だそうです
右:シックイを塗ってる・屋根の上は暑くて大変!
「雨樋の掃除・破損箇所の補修」はサービス
その上格安でした
この瓦屋さん・実はスゴイ人でした(実家は瓦製造業)
九州では有名な新産住宅で「台風で瓦の飛ばない施工法」
の開発に従事、台風の時旧来の施工法の瓦が飛んでも
この施工法の家の瓦は飛ばないそうです
屋根の補修時は、棟瓦をコーティング剤で固定する
ことで地震の時「瓦が浮き上がる」のを防ぐ役目をする
そうです。九州では台風対策で桟瓦もコーティングする
家も多いようです、いろいろ興味ある話が聞けました
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