本「応答せよ1997」ネタばれ [本]
<2014.01.18> Top
【韓国ドラマ 応答せよ1997】
BSジャパン・月曜~金曜11時放送・全16話
韓ドラマおなじみの出生の秘密・復讐・愛憎なんかが出てこないラブコメ。
第1話 「18歳」 2013.12.23放送
第2話 「変わっていく」
第3話 「見えるものがすべてではない」
第4話 「フェアプレー」
第5話 「愛は人を変える」
第6話 「将来の夢」
第7話 「D-デイ」
第8話 「赤い糸」
第9話 「あなたを好きな理由」
第10話 「関係の定義」
第11話 「手の意味」
第12話 「リセットされた心」
第13話 「また今度・・・今でなきゃダメ」
第14話 「愛は心が動かす」
第15話 「あなたが恋をしている間に」
第16話 「初恋が実らない理由」 2014.01.20放送
2012年「釜山廣安高校同窓会」から始まる。ある一組のカップルが結婚発表する
・・・誰?15年前のそれぞれの初恋の行方は・・・
1997年楽しかったけどつらかった高校時代に遡り、また2012年の同窓会に戻る
少しづついろんなことが解ってくるが、シウォンの相手がユンジェなのかユンジェの
兄テウンなのかわからないまま進む。ミスリードもあって、視聴者はヤキモキ・・・
時々入るナレーションが名文。男子と女子の考え方の違いが解っておかしい。
高校入学式の朝、メガネをコンタクトにした幼馴染のシウォンが可愛く見えて、
ユンジェの初恋が始まった。
ユジョンに何度も「別れよう」と言われるハクチャン、原因を男4人で真剣に考える。
今回は誕生日を忘れてた。「遅くなったけど」とプレゼントを渡すハクチャン。
もてるユンジェが下級生から贈られた「クッション」がリュックからポンと出たときは
声を出して笑った。
頭が良くてイケメンでやさしいジュニ、高校入学の日、成績順に座席が決められ
てることに堂々と抗議したユンジェを見てジュニの初恋が始まる「ユンジェって
家では何もしない」とシウォンに愚痴るのがおかしい。ジュニには8人姉がいて、
8番目の姉とは双子とはビックリ!
P417ユンジェの初恋が実り、同居人のジュニがいよいよ出ていく時、ジュニの
の気持ちを知ってるユンジェに、後ろからハグされた時のジュニの固まった姿・
表情が女の子のようでせつない。ジュニの気持ちを知らなかった頃のユンジェの
ハグにはジュニはなんともうれしそうな表情だったのに・・・。ホヤ演技ウマイ!
1997年では、当時流行してた音楽・ウォークマン・ビデオテープ・フロッピー・
たまごっち・ポケベル等なつかしいアイテムが出てくる。ニセブランド「adidos」も
ドラマを見てて疑問が出てきた。本があるのを知り、思わず注文する
【応答せよ1997(TVN韓国ドラマ)】1995円(送料無料)
ソ・イングク&チョン・ウンジ主演の同名ドラマのノヴェライズ
商品番号:9784403220746(日本語)
発売日:2013年12月
著者:パクイジョン・脚本:イウジョン・訳者:酒井美絵子
[参考]商品番号:9788950945947(韓国語のみ)
[もくじ]☆以下色字は本文より
【007同窓会#1・・・久しふりに全員集合!】(2012.6月33歳)
【017第1章・・・追っかけ(パスニ)の情熱】(1997.4.29)
誕生日チケット「笑わせてあげる」「親を貸してあげる」「望みを聞いてあげる」
【047第2章・・・象の反乱】
P57≪男になってしまった少年と、未だ成長過程にあるお転婆な少女。
やっかい事は成長の速度が異なるときに発生する≫1997年
【100同窓会#2・・・あぁ昔を思い出す】
P105ユンジェの兄テウンがなんと大統領候補になってた。ビックリ!
支持率43%で現在1位
【109第3章・・・空き部屋にあるもの】
テウンはシウォンの姉ソンジュ(故人)と婚約してた
シウォンのチャット相手の役にイム・シワン(太陽を抱いた月)
【158第4章・・・二度目の修学能力試験】
担任がおかしくていい味だしてるP162「推薦書を書いてください」「ソウル大学に
奨学金全額給付で入っても、まだあり余る成績を持っているのに」と拒否される
「僕の人生じゃないですか」「教師になって初めて、ソウル大学の医学部と法学部
に自分の生徒を入れられるチャンスなんだぞ!俺の人生はどうしてくれるんだ」
「ジュニがいるじゃないですか」「ジュニも空軍士官学校に行くって言ってるんだぞ」
P169ユンジェとジュニは空軍士官学校を受験。ユンジェは視力が悪く不合格。
ジュニは棄権。結局担任の希望通り、ソウル大学の医学部と法学部に進学。
P198「オレはシウォンのことが好きだ。知らなかったのか?今日辞表を出してきた。
自分の人生を生きようと思ってな」「試験が終わったら、オレのことはいいから、
自分のことを考えて」ってユンジェ言ってたよね
「今まで気づかなかった。テウンがユンジェの基地に入り攻撃してくるまで・・・
第二次世界大戦、連合軍はドイツを奇襲した。作戦名はD-DAY」今日をD-DAY
と決め、綿密に準備したが残酷にも敗北した。敗北の原因は・・・偵察失敗
シウォンのプレゼント「エンブレム」⇒駐車中の「SONATAⅢ」から失敬(テウンの車)
P253「誕生日プレゼント、くれないの?私を好きな輩は、来年の誕生日に指輪をプレ
ゼントしろって・・・」シウォンが言った言葉は鮮明にユンジェの記憶に残っていた
「アニキが10分先に言ったんだ。オマエのことが好きだって・・・オレには世の中で
愛する人が二人いる。一人はオレのためにすべてを捨てたアニキ・・・。
もう一人はソン・シウォン、おまえダ。なのにアニキがオマエを愛してるっていうんだ」
「ねえ、ユンジェ。私にとってアンタが一番大切な友達。私とずっと・・・友達でいてくれ
ない?」「男が片思いする女に胸のうちにあるものをすべて吐き出したっていうの
は、もう会わないって意味だ。おまえが捨てろ。友達?・・・くそくらえ」
開けると、シンプルな指輪が入っていた。シウォンの目から涙が一粒こぼれ落ちた。
P206テウンに携帯をプレゼントされ「俺とつき合うか?」「今・・・答えなきゃダメ?」
(1999年1月)兄の気持ちを知ったユンジェはシウォンから離れたが、SOSを
受け思わず駆けつけるP235名前を呼びながら駆けてきたユンジェの姿や、
暖かかったユンジェの胸、血だらけの足が思い出され、シウォンはなかなか眠る
ことができなかった。この日シウォンは気づいた。「幼馴染」から「男女関係」に
変わりうるのかもと・・・
P236意図的にシウォンを避け、冷たく接した。本心ではない言葉を吐き、そばに
いたいという気持ちを抑えた。男女関係は、まともに始めることさえできずに
終わることもある。しかしそれよりもっと面倒で、うんざりで、難しくて、避ける
ことすらできない関係もある。それは家族だ。
【260同窓会#3・・・みんな、どうしてた?】
P259≪十代が疾風怒涛(激しく吹く風と、激しく打ち寄せる大波)の時期というのは
まだ世の中を何も知らないからだ。自分が本当に望むものが何なのか、自分を本当
に愛してくれる人は誰なのか、自分が愛する人は誰なのかが、よくわかっていない
からだ。その答えを見つけるために、あちこちぶつかりながら試行錯誤をくり返し、
最後の瞬間、奇跡的に正解を見つけたときには、既に成人になっていて、大小の
別れを経験する≫1999年の冬、世の中は小さな別れでいっぱいだった。
【270第5章・・・嘘の対処法】
6年ぶりの再会⇒2005年・26歳
P284ユンジェは高校卒業後6年間、シウォンを避け続けてきたのに・・・
全ての努力を、シウォンは偶然という名のもとに一撃で終わらせた
P295ユジョン父の葬儀の日、二人残ったシウォンとユンジェの前にシウォン両親が
車で迎えに来る。「車替えた?」「ユンジェが初月給で買ってくれたんダ」
P298ユンジェがタバコを吸ってるのがバレ、シウォン父に髪を引っ張られる
P300「ビックリした?」「驚きもしたし、ありがたくもあった。叱ってくれるのは、
おまえの両親しかいないからな。感謝してる」
P302「アンタのせいで自動的に私が親不幸な娘になった・・・今も私のこと好き?」
P307「私、テウンさんのこと好きなんだけど、わくわくしないの・・・、今この心は
ほかの人にドキドキしてるの。ごめんなさい」「オレはまだあしながおじさんか」
P314ユジョン父の葬儀の帰り、テウンの古い車(SONATAⅢ)を運転するユンジェ。
シウォンはユンジェのキーホルダーを見つめる。Sのエンブレム・・・「アンタ、
私のことまだ好き?」「どうしてそんなこと聞くんだ、オレのこと好きなのか?」
「うん。私、アンタが好き。友達としてでなく、男として好きなの」
【317同窓会#4・・・来年三月だって?】
「出産日はいつだ」「来年・・・三月くらい。だっけ?」ユンジェとテウンが返事する
【322第6章・・・すまない】
テウンが大腸ポリープの手術をのためジュニの病院に入院する。シウォンとジュニ
は、非常階段に描かれてる「真実の椅子(自分に素直になれる)」にすわる
P329「ねえ、ジュニ」「知ってる。おまえがユンジェを好きなこと、オレのほうが先に
気づいたんじゃないかな。ユンジェもまだシウォンのことすごく好きだよ」「アンタも
ユンジェが好きじゃない?」「もう、初恋から卒業しなきゃ。ユンジェって、家のこ
と何もしないんだ」注意しなきゃいけないはずの上の階にはユンジェがいて、
二人の話にビックリ!☆ユンジェって頭いいけど、ジュニのように人の心を思う
能力がない。シウォンのいう通り「堅苦しくてめんどうなヤツ」なんだ
P348「誰かを好きになるっていうのは、心がさせるものなんだ。どんなに頭を使って
悩んでも答えはでない。あとで後悔しないためにも、兄さんを言い訳にしないで、
心の動くままに進め」さすがジュニ、大人だ。
P352「真実の椅子」に並んで座るシウォンとユンジェ「アニキはまだオマエが好きだ」
「テウンさんには悪いけど、私が世界で一番気になるのは・・・アンタなの。
アンタはどうなの?聞きたいのは、まだあたしのこと好きか、ただそれだけ」
過去ユンジェは愛する二人の間で悩んだ末、心の中の本音を見ないことにした。
ユンジェは自分の行動原則だった「論理」を心の奥底にしまい込み、
今は心の赴くまま行動することにした。さすが真実の椅子・・・
8年前の一方的な確認と違い、互いの心を確認し合った。本心にそむこうと努め
シウォンを避け続けた時間を超え、再会したその日からシウォンが待ち続け
要求し続けたユンジェの答え。
P359シウォンの電話を「真実の椅子」に座ってうけたジュニ。「初キスから8年
ぶりだな」「アンタなんでそれ知ってるの?」「ユンジェが全部話したから」
ジュニの電話を階段の上にいたテウンが聞いてしまった。今までのユンジェの
行動に対する疑問が、一気に解決した「・・・そうだったのか」
P364「アニキ、オレ、実は・・・」「シウォンが好きなんだろ、最近知ったんだ。
お前は世界で一番愛する弟だが、シウォンは諦めない。決めるのはシウォンだ」
その言葉を聞いた瞬間、テウンへの罪悪感は消えた。テウン兄さんスゴイ!
ユンジェの性格をよくわかってる。ただシウォンを譲ったら弟は借りができちゃう。
「シウォンがユンジェを選び、テウンの負け」という形にしたんだ。
【376同窓会#5・・・もう正直に吐いてみよう】
P384シウォンの両親が差し入れしに現れる。「オレの目にはユンジェが仏に
見えるよ。若干アホなヤツだな」「お父さん、娘をディスる親がどこにいるのよ!」
シウォン母が「ディスるって?」ジュニが嘘の説明をする「愛してるって意味です」
【388第7章・・・食物連鎖】
P409≪いくら環境が変わったとしても、ライオンはライオンで、うさぎはうさぎだ。
いくら特別な仲になったとしても、その本質は変わることはない。ソン・シウォン
は永遠に追っかけで、ユン・ユンジェは永遠にシウォンに勝てない≫
P413テウンの婚約者ジュヨン(手術を担当した女医)が東方神起のファンクラブ
会長(ジュンスのファン)になる「一族から大物が出た」とシウォンは興奮!
【433同窓会#6・・・結婚式で会おう】
P437≪誰にとっても初恋が美しいというのは、たぶんあの時、若くて純粋
だった情熱のシーズンには、もう戻れないことをみんな知ってるからだろう≫
ロマンスも過ぎれば日常になり、生活となる。純粋さは汚れ、情熱は氷のように
凍り、若さはみるみるうちに枯れてしまう。そうやって純粋だった頃の初恋は
退屈で、なんでもないものに変わってしまうのだ。これが初恋が叶わないように
見える理由だろう。
P444叶った初恋が日常になったと悲しむ必要はない。古びたセーターよりも
フィットし、そのフィット感に飽きた頃、また取り出せるようなときめきがある。
≪鼻を垂らしていた幼なじみの時代から、
初恋となり、恋人になり、ついに夫と妻になるまで、
私たちは同じ時代を過ごし、同じ思い出を共有しながら、
ともに年を重ねてきた。
こんな自然なときめきが、心地いい。
熱くて純粋だった、だからこそしびれるほど恋しい、あの頃。
聞こえてる?聞こえていたら応答せよ。私の九十年代よ≫
[疑問解決]ユンジェが入院したわけ⇒P126ヤケドではなく、シウォンに蛙を
押し付けられた勢いで倒れて骨折した
[疑問解決]ユジョンから告白されたユンジェの返事⇒P153「オレ、まだ誰とも
付き合う心の準備ができてないんだ。今まで通り友達として過ごしていきたい」
[疑問解決]ドラマでテウンが用意した指輪はダイヤだったのに実際渡したのは
ユンジェの指輪によく似た18金のリング⇒P269「10年前、兄弟が同じデザ
インの指輪を渡した」☆理由は不明
[疑問解決]テウンって何歳?⇒P204今年27歳のユン・テウン氏は釜山の
ヤング富裕層ベスト10入りを果たす。
シウォンより9歳上?そりゃ「あしながおじさん」だわ。
[疑問解決]P384「ディスるって?」⇒侮蔑する、馬鹿にする、批判的に見る。
語源:disrespect(ディスリスペクト)
[韓国の年齢の数え方]
韓国の年齢の数え方は、昔、日本でも使っていた「数え年」
「満年齢」なら、生まれた時が0歳で、誕生日ごとに年をとる。
「数え年」では、生まれた時が1歳、元旦が来るたびに年をとる。
(12/31に生まれると1歳で翌日には2歳になる)
その年の元旦から、誕生日までは、満年齢より2歳多く、
誕生日以降は、満年齢より1歳多くなる。
[登場人物]
シウォン♀
本書の主人公。アイドルグループH.O.Tの追っかけ。現在は放送作家
ユンジェ♂
シウォンの家の隣|こ住む幼なじみ
現在はソウル中央裁判所の最年少判事
ハクチャン♂
ソウル出身・ユンジェの高校の同級生
6年のアメリカ留学を経て帰国
ユジョン♀
シウォンの中高の同級生で親友。現在は幼稚園教諭
ソンジェ♂
ユンジェの中高の同級生。現在は保険外交員
ジュニ♂
ユンジェの高校の同級生。現在は大学病院でインターン中
ドンイル♂
シウォンの父。プロ野球チーム「釜山シーガル」監督
イルファ♀
シウォンの母。専業主婦
テウン♂
ユンジェの兄。ユンジェたちの高校の数学教諭
現在は第16代大統領候補
ジュヨン♀
ジュニが働く大学病院の外科部長
「応答せよ1994」16話「応答せよ1997」のメンバー登場でなつかし~い!
「応答せよ1994」はソウルで、下宿を運営する家族(ドンイル・イルファ・ナジョン)と
下宿人の大学生たちの話・結構笑える!!さてナジョンは誰と結婚するのか?
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