「大英博物館・ミイラと古代エジプト展」とミイラの作り方 [展覧会(美術館・博物館)]
<2006.10.01>
東京・国立科学博物館 (2006.10.7~2007.2.18)日時指定制
パンフレット(表)
パンフレット(裏)
20分間の立体映像シアター(これがすごい!)
を鑑賞するため3Dメガネをかける
約2800年前のミイラ「ネスペルエンネブウ」
(JR上野駅の開催記念ブースの柱の写真)
左:カルトナージュ棺
・・・亜麻布を巻いたミイラにかぶせてある
右:木棺・・・カルトナージュ棺を納めてある
彩色がすばらしい!(約2800年前の作品)
[参考]
亜麻布・・・
古代から清浄のシンボル
亜麻布は英語でリネン
麻よりも柔らかく強靭で上等な繊維
通気性・吸湿性に優れて肌触りが良い
カルトナージュ・・・
現代では厚紙に布を張った物(箱)をいうようです
【ミイラの作り方】
「遺体には2ヶ所しか傷つけない」
というミイラ作りの技術にビックリ!
①鼻孔より頭蓋骨内部を取出す
②左脇腹に穴をあけ「心臓を残し」
「肝臓、肺、胃、腸」を取り出す
(後で傷跡の上に全能のシンボル
「ホルスの眼」が描かれた板を置く)
③詰め物をして「塩」を山盛りかけ乾燥させる
④取出した臓器は
乾燥させ包んで遺体の中に戻す
(または4個の容器に入れて埋葬)
⑤故人を守護する護符を置き「亜麻布」を巻く
⑥「松ヤニ」をぬる
⑦「亜麻布」を巻いて出来上がり
⑧カルトナージュ棺を作る
1.亜麻布と石膏(せっこう)でギブスのように
人型を作る
2.背中を縦に切り、中の詰め物を出す
3.乾かないうちに、ミイラにかぶせる
4.背中の切り口・足の裏周囲を縫い合わせる
(足の裏周囲に糸が見える)
⑨木棺に納める
*盗掘され、木棺が盗まれることが多いので
ミイラを守るために、カルトナージュ棺に入れ、
さらに木棺に入れ、埋葬したと説明あり
*CTスキャン画像で
帽子のように見えるミイラの頭の上の物が
どうも「松ヤニを入れた器が頭にくっついてとれず
そのまま布を巻いてしまったよう・・・」
との説明がおかしかった
他に布を巻いたミイラが
ガラスケースの中に1体
木棺に納められたミイラが1体
共に巻かれた布もきれいで、「これ本物?」と
思うくらい保存状態が良い
木棺に納められたミイラ1体は
木棺に比べミイラがやけに小さい
「盗掘された木棺を手に入れたのかな?」
他に「ねこのミイラ」「マスクをつけたはやぶさのミイラ」
「魚のミイラ」の展示あり
博物館内に無料休憩所を2ケ所みつけた
JR上野駅の中央コンコースの開催記念ブース
ネスペルエンネスブウ公式フィギア 5000円
【ついでに上野動物園へ・・・】
ひさしぶりのパンダ(都民の日につき入場無料)
ずーっとこのスタイル「フラッシュがまぶしいの?」
15:30からの食事タイムに行くのがBESTのようです
パンダは3回目・・・リンリン♂
初パンダ:1972年ランラン♀・カンカン♂
2回目パンダ:1986年ホァンホァン♀
2008.04.29
リンリン(22才)体調悪化・公開中止
2008.04.30 リンリン死亡22才7ヶ月
中国からペアパンダが来日予定
レンタル料2頭で年1億円
【上野ニコラスピザハウス】丸井の隣3F
すごいボリューム
サービスプレート(ドリンク付)880円
・・・チキンカツがおいしかった
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